(財)石川県産業創出支援機構(ISICO)が主催する、ISICOバーチャルモール「お店ばたけ」では、2011年7月5日(火)および7月29日(金)、平成23年度第3回目の「お店ばたけ出店者交流会」を開催しました。
【2011年7月5日(火)第1日程開催の様子】
2011年7月5日開催facebook実務勉強会 開催風景
【2011年7月29日(金)第2日程開催の様子】
2011年7月29日開催facebook実務勉強会 開催風景
お店ばたけ出店者交流会は、ネットショップオーナー(ご担当者様)の皆様が、実際に顔を合わせて交流する会。 第3回は、前回のMovableTypeつまずき解消勉強会に続き、テーマを絞った勉強会として「facebook実務勉強会」を開催しました。
石川県地場産業振興センター会議室にのべ20名の出店者が集まりました。
<内容>
【1】事務局からのお知らせ
【2】出店者自己紹介
【3】情報交換会
●事務局からのお知らせ
ISICO事務局から日頃の感謝を伝え、お店ばたけ出店希望者のご紹介をお願いしました。
また、下記について情報提供・情報交換を行いました。
・高知県の繁盛店、竹虎の四代目 山岸様より情報提供いただきました、高知e商人塾9月合宿「ITソーシャルe新」のご案内
・ネットショップステップアップ講座「販促力編」のご案内
・今後の交流会の開催について
●出店者自己紹介
各店舗のサイトをスクリーンで見ながら、出店者の皆様にお名前、店舗名&社名、取扱商品 facebookの実務に関する質問、あるいはfacebookをやっていて感じたことなどをお話いただきました。
●「facebook実務勉強会」
コーディネーターの遠田幹雄先生((株)ドモドモコーポレーション 代表取締役/お店ばたけホームページドクター)
facebook勉強会コーディネーターの遠田先生
箱マイスター WEBご担当の前田さん(下写真左)に、出店者有志サポーターとしてご協力いただきました。
facebook勉強会を提案くださった、箱マイスターの前田さん(左)
<内容>
セミナー形式ではなく、ディスカッション形式でfacebookの基本項目を確認しながら分からない部分を重点的に教え合いました。
質問の一部をご紹介いたします。
Q.facebookをビジネスに有効活用するには?
A.「facebookページ」を活用する。商品紹介などを行う。検索エンジンに引っかかるのはfacebookページ。
→「アルバム」が特に効果的。写真をアップ(アルバム名、説明文にキーワードを盛り込む)
それを、個人アカウントのウォールで紹介すると良い。 (個人アカウントで商品を紹介しても検索対策にはならない)
→いいねが30名でインサイト分析(facebookのアクセス分析)機能が使えるようになる。
ユーザー属性が細かく分かる(性別、年齢等)
Q.ユーザーネームのとり方
A.ユーザーネームとは、facebook内の自社URLのこと。サイトドメインのようなもの。(例:お店ばたけfacebookページhttp://www.facebook.com/omisebatake)個人は登録だけでとれ、facebookページはfacebookページの「いいね」25名獲得で取得可能になる。
実際に、質問者の旅行代理店パスポート 浦氏に取得作業を行っていただき、全員で一連の作業を共有した。
→ユーザーネームの取得は、(1)個人アカウント、(2)facebookページの順番で
→ユーザーネームはドットやハイフンは使わない方がよい(覚えにくい、検索に配慮)
→個人のユーザーネームは一度だけ変更可能。facebookページは変更不能。
Q.スポット登録、チェックインって?
A.重要機能。
会社やお店など「場所」情報をfacebookに登録する機能。スポット情報は、特にスマートフォンなどモバイルで威力を発揮する。
誰でも登録できるが、オーナーを申請することができる。
特定の場所の情報が時系列で見ることができるため、例えば飲食店で、過去に誰が来ているかがわかる。
飲食店のサービス「チェックイン割引」 クーポンを発行することができる。
Q.スポットとfacebookページの統合方法
A.スポットのオーナー申請をしてから、希望のfacebookページとの統合を行う。
統合は、時間がかかったり、うまくいかないことも。
Q.いいね!ボタンの付け方
A.ソーシャルプラグインのスクリプトを、付けたいページに貼り付ける。MTサイトなら「ZENBACK」を使用する方法も。
遠田ドクターのサイト「facebook活用法」の中で紹介しているのでご参照ください。
→いいねボタンを自分のWEBサイトやブログにも設置する
Q.OGPの実装について
A.OGP(Open Graph protocol)とは、FacebookをはじめとしたSNSとWebページの連携を行うために、HTMLに明記する決まりごとのこと(引用『Facebookページプロフェッショナルガイド』p146)
SNSで、HTMLページを紹介された場合の情報を指定できる。
METAタグに追加する。
例 宮子花園さんネットショップ商品ページ「夢見草オールスターズ」におけるOGP設定
<meta property=”og:title” content=”夢見草オールスターズ – 花とハーブの生産直売 みやしかえん” />
<meta property=”og:description” content=”ガーデンシクラメンや花苗、ブラックベリー、ハーブを生産し、直接お客様に販売している宮子花園は、花のギフトとして、寄せ植えや花かごセットを販売しています。花の専門家が吟味してお届けする花のギフトは、生産直売ならではの新鮮さで丈夫で長持ちします。花に関する教室を実施するほか、喫茶コーナーやアロマテラピーの体験もできます。” />
<meta property=”og:image” content=”http://img13.shop-pro.jp/PA01075/351/product/14080909_th.jpg”/>
OGPを実装していないHTMLページに貼られた「いいね」ボタンを押しても、本人のウォールに情報が表示されるだけで、その友達には伝わらない。実装すれば、情報が伝わる。
・勉強会終了後、お店ばたけのfacebookグループでも、積極的な交流・情報交換が行われました。
(講座当時うまくいかなかった)「スポットとfacebookページの統合」に関しても、試みた皆様が逐次状況を投稿、共有できました。
facebookは日々変化しているので、リアルタイムで情報交換をしていければと思います。
●次回交流会は、平成23年8月26日「画像加工わいわい勉強会」です。