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週刊ウンチク おはなしばたけ
第56回(2002.3.20)
「電池交換に行ってみよう!」
提供:イソザキ時計宝石店 磯崎優子さん

  
電池交換に行ってみよう!

Y子です 腕時計の電池交換をお願いしに、イソザキ時計店に来たY子です。
電池交換の一部始終を取材(ちょっと大げさ?)してみます!
Y子
店長

Y子
店長

Y子
店長
「こんにちは、電池交換お願いします」
「はい。それでは、ちょっと見てみますね」


「何を見られてるんですか?」
「まず時計の種類を見ます。一応、電池式か機械式か確認します」

「次に裏ブタの種類が、こじ開け式かネジ式かを見ます」
「フタにも種類があるんですねー」
「そうなんですよ。もちろん使う道具も違います」
《 こじ開け式 》
隙間に入れて「エイヤッ!」

時計とフタの間に
差し込んでフタを開けます
《 ネジ式 》
時計の幅に合わせてから、グルグルグル・・・

裏ブタを挟んで、半時計回りに
道具をグルグルと回していきます
Y子
店長
「それでは、早速開けてみましょうよ!」
「いや、その前に・・・(サッサッサ)・・・」

年期の入った『洗いハケ』でサッサッサ・・・(20年以上前の物みたいです) 店長
Y子
店長
「裏ブタに付いているホコリを『洗いハケ』で落とします」
「フタを開けた時、ホコリが入らない様にするんですね」
「はい、時計の機械は繊細なんです(サッサッサ)
Y子

店長
「ホコリをはらい終わりましたし・・・
 やっと時計の中身を見る事が出来るんですね!」
「お待たせしました」
ピンセットで電池をつまみます Y子


店長


Y子
「わっ!電池式(クォーツ)の機械ってすごく小さい
 ですねー。精度がイイからもっと立派なもんかと
 思ってました」
「びっくりされたでしょう。
 ほとんど時間は狂わないし
、安いし、軽いし、
 クォーツが普及したのが分かるでしょう」

「ふむふむ・・・」
店長
Y子
店長

「じゃ、古い電池を新しい電池に交換しますね(チョチョイノチョイ)」
「ピンセットを使うんですねー、不器用な私には難しそうだなぁ・・・」
「簡単簡単。でも指が震えないように、時計職人にはお酒は禁物
 なんですよ、もともと下戸ですけどね」
Y子
店長

Y子

店長
Y子
「無事、電池交換も終わって、後は裏ブタを閉めるだけですね」
「はい、『パチッ』とフタが確実に閉まった音がするまで、グググッと
 力を込めてフタを閉めます(グググ・・・)」

「(あ、血管浮いてる・・・)もし閉まらない時はどうするんですか?」
「ちゃんと、それ専用の道具があるんですよ、ご心配なく」
「いろんな道具があるんですねー、見てみたいです!」
グググッ・・・ 店長

Y子

店長
「これです。時計の大きさに合った『コマ』で挟んで
 閉めます」

「どんなにフタが閉めにくい時計でもこれでバッチリ
 ですね」
「はい。フタがしっかり閉まっていないと、汗や水が
 入り、時計が錆びて壊れてしまいますからね」

Y子

店長
Y子

店長
「今日はどうもありがとうございました、
 それで、気になるお値段は・・・?」
「うちは安いですよー、大体900円以内で出来ます」

「(ホッ・・・)ありがとうございます、それではまた!」
「はい、ありがとうございました」
Y子です 店長さんにアドバイスをもらいました。
未熟な職人が電池交換を行うと、駆動コイルを切ってしまったり、
ホコリが時計に入って正常に動かなくなったり、
最近トラブルが多いそうです。
ちゃんとした技術者のいるお店で電池交換をして下さい。
たがが電池交換、されど電池交換!ですね。
 
イソザキ時計店、店長の磯崎輝男さんは、時計職人最高峰の技術試験CMWに合格した
マイスター公認高級時計師。
「大切な時計の修理は、当店にお任せ下さい。」
 
  
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