| ★<週刊ウンチク>バックナンバー★ |
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大伴家持は29才ごろに越中の国守となって赴任したが、そのころの越中は、今の富山県に能登半島を加えたほどの大きさであった。 そこで、水垣 久 編の「大伴家持全集」から引用してみよう。 ・たまくしげ二上山に鳴く鳥の ・之乎路からただ越え来れば羽咋の海 ・珠洲の海に朝びらきして漕ぎ来れば この他家持の歌に鰻の歌がある。面白いから下記しよう。 ・石磨尓 吾物申 夏痩尓 吉跡云物曽 ・イハマロニ ワレモノマヲス ナツヤセニ ・石麻呂に吾れもの申す 夏痩せに つまりここで云う「むなぎ」は鰻のことで、例えば謡曲を習った方はすぐお判りでしょうが、梅を「ムメ」と発音する類である。 この歌の変体仮名の軸が床の間にかけてあったのは九州柳川の若松屋だった。 鰻も他の食品と同じく、輸入に大部分頼っているため、食品検査を厳重にやって貰いたい。
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