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週刊ウンチク おはなしばたけ 第169回(2004.6.3)
「種いろいろ」
提供:無添加漬物風来
西田栄喜さん

● 種いろいろ・・・何の種かわかりますか?
夏野菜なのに冬至に食べる...
お菓子のトッピングにも
使われてますね...

 
お浸しが美味しい。夏と冬が旬。
鉄分豊富な
あの野菜〜!
サラダの人気者
長細い種なのに
まあるくなって
煮ても生でも美味な冬野菜
ずいぶん色白になって
お店に出るのねえ

 
カロテンが豊富なあの野菜
ウサギさん大好き(^^)
清涼感のあるハーブ
焦がしたケシの実
・・・ではなくて。
 
 
写真の種の答えです。上の段からいくと左から、かぼちゃ、ほうれん草、レタス。下の段は左から大根、にんじん、ミントになります。ミントの種蒔きは目も疲れます。

この時期は野菜の種蒔き、苗の定植、うね作り、収穫など色々、仕事が重なります。その中で種蒔きは簡単な作業なのでついつい後まわしになりがちで、気付くと種蒔き予定日をとっくに過ぎていた、なんてこともあります。

当たり前ですが、種は土に蒔き、水をかけないと芽が出ません。しかし考えてみるとすごいことだなと思いませんか。あの一見無機質な種が土と水の条件が揃えば芽が出てくる。
実際子ども達に畑体験をさせてみると、一番感動したことが、収穫ではなく芽が出たところと言います。生命の感動をダイレクトに伝えてくれるのがその瞬間だとも言えます。


農にたずさわるまで、種にそんな違いはないだろうと思ってました。それがとんでもない、大きさから何からすべて個性があります。吹けば飛ぶようなケシ粒といいますが、まさにケシの種は小さいです。あのアンパンの上についているやつです。

そのケシの種と同等に小さいのがハーブのオレガノやミントの種です。これらを蒔く時は爪楊枝の先を使うのですが、もう大変です。この大きさの種に慣れると白菜の種が大きく見えてきます。もちろんかぼちゃやキュウリなんて大き過ぎて話にならないぐらいです。

また大きさや形だけでなく香りもそれぞれ特徴があります
にんじんやセロリなどのセリ科は甘いいい香りがしますし、トマトはトマトの香りがします。
種の時点で実になった時の香りがするというのは発見でした。


また芽が出る条件も種によって違います。光を好むもの、水分を好むもの。一回揉むと芽が出やすくなるものなど。種を蒔いた後、上にかける土を覆土といいます。昔から「覆土は種の3倍」という言葉が伝えられています。
種の大きさの3倍の厚さ分土をかけると丁度良いということです。これが驚くほど何にでもあてはまるので先人の知恵はたいしたものだと改めて思います。


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