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週刊ウンチク 今だから語れる、ネット通販のこぼれ話 出口織ネーム
 
出口さんのジャカード織名刺。細かい文字表現が可能! "今だから語れる、ネット通販のこぼれ話"
週刊ウンチク 第155回(2004.2.26)
【コボレ話】
「イラストレータデータでのミス!」
提供:出口織ネーム 出口勉さん

 
おはなし大好き、ウンチクばあちゃん
毎週木曜、お店ばたけ出店者が
私ウンチクばあちゃんの部屋に訪れ、こぼれ話を語ってくれるこのコーナー。
今回のお客さんは、パソコンを駆使して夢のあるジャカード織物の世界を創造する、出口織ネームの出口勉さんのお話です。
 

 

今だから語れる、Web通販のこぼれ話

ある日の事、いつものようにメールを覗くと、新規のお客様から注文書が入っています。ワクワクしながら、どんな仕事だろうと思いながら、読み進みました。
新進?のデザイナーさんで、ご自分の作品に使用されるとの事。どんなデザインをされているのだろうか、 早速添付ファイルを開いてみましたら、あれっ、おもしろいけど手書きのデザインではないですか、ああ、これでは見積り通りに作れない、イラストレータデータに直していただこう。

その旨を書いていざメール。半日ぐらいしてデータが届いたので、早速仕事にかかり、一件落着。一丁上がり。

10日後に商品が織りあがり、デザイン、織組織、規格等確認をし始めると、なんだか変だ、ロゴがハッキリしない。いや読めない。あわてて保存データ等調べるが、指示通りになっている。単に配色の対比だけの問題でした。

けどこんな商品、黙って送るわけにはいかない。

早速お客様にその旨をお知らせする。明日そちらに行きますとの事。ええっ!
このとき初めて電話でお話。 実はこのお客様は松任市の方、こんなに近くにいてメールだけの商談。なかなかネット馴れした方のようです。

 翌日いらっしゃったのは若奥様風の美女。会社の連中皆ビックリ、その余韻が納まらないうちに、読めないのは、狙い通りで、OKですって。本体が負けないようにする為であるそうな。

へえーと思っているうちに、「けど」とおっしゃる。「書体が違うんですけど」との事。

調べるうちにミス発覚、
イラストレータの場合、書体に対しては「アウトラインを取る」という作業をしないでデータを送ると、送られた側のパソコンに、対応するフォントがないと、収蔵中の近いフォントに変換してしまうのです。そういえば、予告文がある時にはいつもチェックしてたのに、ああ、忘れていた。

 恐る恐るお詫びすると、「いえいえそれは私が初心者のせいです。このまま頂きます」と、またなんと人間味のあるお言葉。深く反省して、面白そうなサンプルや話題などなど、いろいろご提供。

お帰りのあと、年配の女性社員がひと言「美人は得だぁ〜」


 
 
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