★<週刊ウンチク>バックナンバー★ | ||||
|
||||
|
||||
| ◆笑いの達人 良いことだから、匿名にする必要もないだろう。 ボクの髪フサフサの青年のころ、鶴来の日詰町に「割烹・うさみ」があった。 話題は、そこの爺ちゃんの「破顔一笑」のことである。 年配の方なら、ははーん。うさみの爺ちゃんの名物笑いのことかーと云うにきまっている。 ことほど左様に、すばらしい笑いであった。 若いボクらは「爺ちゃん。もう一ぺん、笑うて見せて」なんて失礼なことを言ったもんだが、「何を言うか」とか、「いい加減にせい」とか金輪際云われなかった。 「ウワッハーハ」である。第一、その目がはじめから笑っていた。 布袋さんほどの大きい腹ではなかったが、まあ、布袋さんのようであった。アッハハー。 ◆えーい なべたん―― 70〜80年前からだろうが、鶴来では、「えーい。根性よし」ーーと云う代わりに、 「えーい なべたん」と云うことがはやった。 「陀羅ま」とか、「陀羅坊」というところを、「えーい なべたん」と云った。 つまり、「だらぼう」と下げずんでいう場合も半分はあろうが、1番適当なのは、 「えーい 根性よし」と同義語であった。 実は、「なべたん」と呼ばれる人が鶴来に実在したそうな。 7〜80年ほど前に能美郡辰口町の「鍋谷」から鶴来に住み込みで働いていた人であるらしい。 金沢で「だら」と云ったら「馬鹿」か、「能なし」の類だろうが、とにかく、真っ正直な人で、「ここで待っていてね」と云ったら、半日も動かずに待っていたそうな。 人の嫌がる仕事を、嫌がらずにしたそうな。 何分昔のことで、エピソードもあるだろうが、年配の4〜5人に聞いたが「知らんー」と言った。 <笑いの情報> ■破顔一笑(はがんいっしょう)…顔をほころばせニッコリ笑うこと。(三納さん写真参照) ■喜色満面(きしょくまんめん)…喜びの表情が顔中にあふれていること。(=欣欣然) ■呵々大笑(かかたいしょう)…大声で笑うさま。呵々とは擬声語でワッハッハの声。 ■虎渓三笑(こけいさんしょう)…画題で、僧の慧遠、詩人の陶淵明、道士の陸修静の三人が大笑いしている図。雪舟などが描いている。話に熱中して他のことを忘れる例えにも使う。 ■23世紀型お笑い系農業…お米とおもちWeb通販の林農産。 <なべたん情報> ■辰口町鍋谷(なべたに)地区…能美郡子どもセンターホームページ。 ルリイトトンボの生息する秘境、「蟹淵」(がんぶち)のある地域。 ■鶴来町ってどんな町?…鶴来町ホームページ「あじさいネット」。 ■東京銀座「のとだらぼち」…方言が店名!だらぼち=能登ではだらぼう。 ■タイヤレンタルのフジイチ…メルマガにて金沢弁講座を開講。 ■金沢の方言…金沢の言葉こんながです。音声もあるさけ、聴いてみまっし。 ■横町うらら館…鶴来町の古老がもてなす休憩所。さらなる伝説が聞けるかも? |
||||