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週刊ウンチク おはなしばたけ 第103回(2003.2.20)
「すばらしい笑い」
提供:明光自動車サービス
三納嘉一さん
 
破顔一笑、明光自動車の三納嘉一さん。 今週は、明光自動車サービスの詩人社長、三納嘉一さんが
伝説の鶴来人をご紹介します。 破顔一笑、お楽しみください。
 
◆笑いの達人

良いことだから、匿名にする必要もないだろう。
ボクの髪フサフサの青年のころ、鶴来の日詰町に「割烹・うさみ」があった。
話題は、そこの爺ちゃんの「破顔一笑」のことである。
年配の方なら、ははーん。うさみの爺ちゃんの名物笑いのことかーと云うにきまっている。
ことほど左様に、すばらしい笑いであった。
若いボクらは「爺ちゃん。もう一ぺん、笑うて見せて」なんて失礼なことを言ったもんだが、「何を言うか」とか、「いい加減にせい」とか金輪際云われなかった。

「ウワッハーハ」
である。第一、その目がはじめから笑っていた。
布袋さんほどの大きい腹ではなかったが、まあ、布袋さんのようであった。アッハハー。



◆えーい なべたん――

70〜80年前からだろうが、鶴来では、「えーい。根性よし」ーーと云う代わりに、
「えーい なべたん」と云うことがはやった。
「陀羅ま」とか、「陀羅坊」というところを、「えーい なべたん」と云った。
つまり、「だらぼう」と下げずんでいう場合も半分はあろうが、1番適当なのは、
「えーい 根性よし」と同義語であった。

実は、「なべたん」と呼ばれる人が鶴来に実在したそうな。
7〜80年ほど前に能美郡辰口町の「鍋谷」から鶴来に住み込みで働いていた人であるらしい。
金沢で「だら」と云ったら「馬鹿」か、「能なし」の類だろうが、とにかく、真っ正直な人で、「ここで待っていてね」と云ったら、半日も動かずに待っていたそうな。
人の嫌がる仕事を、嫌がらずにしたそうな。
何分昔のことで、エピソードもあるだろうが、年配の4〜5人に聞いたが「知らんー」と言った。




<笑いの情報>
破顔一笑(はがんいっしょう)…顔をほころばせニッコリ笑うこと。(三納さん写真参照)
喜色満面(きしょくまんめん)…喜びの表情が顔中にあふれていること。(=欣欣然)
呵々大笑(かかたいしょう)…大声で笑うさま。呵々とは擬声語でワッハッハの声。
虎渓三笑(こけいさんしょう)…画題で、僧の慧遠、詩人の陶淵明、道士の陸修静の三人が大笑いしている図。雪舟などが描いている。話に熱中して他のことを忘れる例えにも使う。
23世紀型お笑い系農業…お米とおもちWeb通販の林農産。

<なべたん情報>
辰口町鍋谷(なべたに)地区…能美郡子どもセンターホームページ。
ルリイトトンボの生息する秘境、「蟹淵」(がんぶち)のある地域。
鶴来町ってどんな町?…鶴来町ホームページ「あじさいネット」。
東京銀座「のとだらぼち」…方言が店名!だらぼち=能登ではだらぼう。
タイヤレンタルのフジイチ…メルマガにて金沢弁講座を開講。
金沢の方言…金沢の言葉こんながです。音声もあるさけ、聴いてみまっし。
横町うらら館…鶴来町の古老がもてなす休憩所。さらなる伝説が聞けるかも?

 

      
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