■業とホームページをはじめたきっかけ
Q.業をはじめたきっかけは?
大正5年、金沢市中橋町でスギハラ酒店を創業しました。その後、市の区画整理により、昭和54年からこの場所(金沢市広岡)に移りました。ワインを専門に取り扱うようになったのは、先代がフランスワインに興味をもち、勉強会に受講して、お客様におすすめしていたことから、現在まで引き継ぎ、私(杉原資郎代表)で3代目になります。スギハラ酒店にワインセラーを作ったのが30年前、日本海側の酒販売店では初めての試みでしたので、当時はお客様から珍しがられました。現在は、ワインだけでなく、石川県の地域限定酒も数多く取り揃えています。
(代表取締役 杉原資郎さん)
Q.ネットショップをはじめたきっかけは?
会社のホームページを作成したのは7,8年前、当時はネットショップではなく、お店紹介というかたちで私の兄に作ってもらいました。
ネットで販売もできるようにと、3年前に、ISICOのバーチャルショップ道場を受講し、ローマ字打ちすらできないところからホームページをいちから学び、ようやく完成しました。その後は、随時更新を行っていくことで、月に数件は注文が入るようになりました。
それでも、より売上をあげるために何とかしたいと考えていたところ、CMSソフトを導入すれば簡単に更新できるのではと知人からアドバイスを受けて、平成19年7月、ショッピングサイトをリニューアルオープンしました。そして、お店ばたけに出店後、すぐに注文が入り、ホームページをみてくれる人が増えたと思います。
(Webショップ担当 杉原芳恵さん)
■「加賀の水引」と「毛筆のし表書き」
Q.スギハラ酒店の特徴的なサービスについて教えてください。

スギハラ酒店では、石川県ならではの稀少なお酒を品揃えしていますが、お客様のご要望に応じて、伝統工芸である
加賀の水引をかけています。水引飾りは、縁起物で結納や結婚式などおめでたいことがあったときに豪華に飾ります。県外の方にもこの素晴らしい加賀の水引をインターネットを通じて知ってもらえたらと思います。

また、購入されたお客様に、
のし表書きサービスをしています。先代の奥さんが手書きする毛筆には勢いがあり、評判が良く、クチコミでの依頼も増えてきています。ホームページを見て来店されるお客様もいらっしゃいます。このようなこともあり、ホームページでアピールすることで、手応えを感じています。
実店舗では、先代から、余所にはないような珍しい商品を扱っているからか、贈り物用に高価なお酒がよく売れています。お客様から贈答品について尋ねられた際、同じ予算なら、安いお酒2本よりも、普段、自分では買えないような上等な品を1本をお贈りしてみてはいかがですか?と心を込めて接客しています。
(杉原芳恵さん)
■最近の出来事と取り組み
Q.最近の出来事や取り組みについて教えて下さい。
ネットでは、以前ご注文をいただいたお客様から再度、注文いただけることが嬉しいです。
「出張で金沢に行くんです。」(お客様)「お店は金沢駅のすぐ近くなので寄ってみてくださいね。」(スギハラ酒店)・・・こんなメールのやりとりの中で、ちょっとしたお客様とのコミュニケーションが信頼につながります。そして、実際にお店まで足を運んでくださったときは嬉しかったです。
日本酒というのはビールやワインの飲み方と少し違って、人と顔をつきあわせて飲むもの、日本酒には人情を育む力があるように感じます。私自身、お酒は全く飲めませんでしたが、最近は少し飲めるようになり、お酒は人と飲むとおいしいものなんだと改めて感じるようになりました。
(杉原芳恵さん)
■これからの夢や展望
Q.夢や、これから行っていきたいことは?
私の知人に、加賀の伝統工芸である九谷焼や友禅や蒔絵を作る工芸家が数人います。とても素晴らしい作品ばかりで、金沢の地酒とコラボレーションできたらいいなあと考えています。加賀の伝統文化を多くの人に知ってもらえるチャンスなのでどんなコンテンツにしようか構想を膨らましています。
他には、ワインの商品数を増やして、ページを充実したいです。しかし、在庫数が多くありませんので、ページに掲載しても、実店舗で売れてしまった場合を考えると、すぐに反映させなければなりませんので、今後、対応策を考えないといけませんね。
スギハラ酒店の強みであるギフトセットをネットショップでも多く提案して、お客様のご要望にきめ細やかに応えていきたいと思います。
(杉原芳恵さん)
----- ありがとうございました。
■インタビューを終えて・・・
スギハラさんで高価なお酒が売れるのは、よいお酒があって、よいお酒を知っていて、また贈り物にも親切にアドバイスしてくれて信頼がおけるからだと思います。JRで金沢へお越しの際は、西口から徒歩3分、石川県の地酒をお土産にいかがでしょう。気さくで明るい杉原さんが迎えてくれますよ。(お店ばたけ事務局)