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「今月のお店」林農産・林浩陽さん
工業デザイナーとして大手メーカーでトラクターのデザインを
取り組んでいた林浩陽社長。
農業経営にもそのころの精神がいきている。
実店舗のすがた。 左:野々市町、野々市南交番となりに
実店舗をおく林農産。

店舗販売、ネット販売のほか、
地元の富奥農協Aコープ「プララ」の、生産者直売コーナーにも、大豆、揚げカキモチ、
変り種では手作り味噌セット、時々赤飯と、季節季節の商品を出品しているとか。
右:清潔感のある店内。
「ナチュラル・ヘルシーがいいけど
泥くささはなくていいわ」という
現代人に受け容れられるものだ。
商品のひとつひとつもとてもきれい。
店舗内。
■コンセプトのある農業経営を
 デザイナーの世界では絵を書いたりモデルを作るといった目立つ部分より、作ろうとする「モノ」のコンセプトづくりを一番大切にしていました。
 家族の強い要望で農業に。同じモノづくりの世界なのに農業ではコンセプト無き経営が多いことが不思議でした。「農業を通じて豊かな生活を創造する。」を基本コンセプトに農業経営に取り組んでいます。またモノを売る場合においてもマーケティングを重視し「誰のために作っているのか。」「どれくらいの価格なら買ってもらえるのか。」などを考えています。
■農業を通じて豊かな生活を創造する
 多くの農業経営者は国の補助金に依存し、赤字に甘んじている現状です。これでは発展していくことは不可能です。
補助金はモルヒネ、税金を払わなければ再投資する資金力を持つことはできません。「補助金に頼らないこと」「法人税をしっかり払える体質をつくること」を基本に取り組んでいます。
金はなくても食べるものはあるし、自由な時間もつくればできます。自然の中で生活ができます。このような農業の豊かさを享受しながら、新しいかたちの経営が必要と思っています。
■身土不二(しんどふじ)
身土不二とは土と体は一緒という意味です。これは4里四方にできたものを食べていれば健康で幸せに暮らせるということだそうです。すなわち「地の物」「旬の物」を食べることです。
 当社の提供する商品はまさに「地の物」「旬の物」です。若干虫食いがあっても農薬使用を最小限にとどめ「普通に安全なお米」を提供し、丹念に搗き炒った粉で形成する手間隙掛けた冬季限定の「カマンベールチーズのようなお餅」を提供しています。
■23世紀型経営
 アイヌやイヌイット、アボリジニなど優れた知恵を持つ民族は200年先を考えた生活をしているそうです。当社ではこれを現代風にアレンジし200年先を見据えた経営を目指しています。目先のことしか考えていない今の日本人はこの点が一番欠けているのではないでしょうか。
 今回の「お店ばたけ Ishikawa」への出店を始めIT化への取り組みもその1つです。当社のホームページへのアクセス件数は1日100件を超えていますが、ビジネスとしてはこれからです。またISO14001の認証取得も考えています。
                     (レポーター:商業アドバイザー 野村 博樹)
((((もうちょっと、ご紹介。
農作業の様子。 左:林さんちの農作業風景。
 林社長自らも農作業をなさる。
HPには、林農産で働く皆さんの日記・写真があり、人気のコーナーとなっている。
各スタッフの考え方にぐっときたり、その方のしゅみに親しみを感じたり。そこから信頼が生まれ、「あなたの育てたお米がたべたい!」と思わずにはいられない、魅力的なコンテンツだ。
 写真は情報紙「林さんちの田んぼ便り」に掲載されたもの。メールマガジン「林さんちのあぐらぐち物語」とともに、農作業の状況や商品情報などをなごやかに届けてくれる。
☆余談ですが、お米の良い「林さんち」のおもち・かきもちは当然おいしい。
でも、実はお豆も最高!なのです。
「エンレイ豆」という大豆で、とっても香ばしくて美味、見た目もきれい
HPには、おいしい煮豆・豆腐(「風来」源さんバージョン!)・味噌の作り方の紹介もあります。休日にご家族でトライしてみては?
林農産実店舗。 <会社紹介>
社 名:有限会社 林農産
代表者:林 浩陽
所在地:〒921−8833
    石川郡野々市町藤平132
URL:http://www.hayashisanchi.co.jp/
   
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