こどもたちの夢を育み、少年少女の心をもった大人の夢が実現できる店づくり
★★ ★★ ★★ 「オモチャのとらや」★ ★★ ★★★
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※おことわり このページは2001年12月の掲載当時のもので、現在の状況とは違う場合もあります。
ご了承ください。
今月のお店紹介「オモチャのとらや」は、七尾市の中心商店街にあるおもちゃの専門店です。
七尾市役所を正面に見て、左手の小公園と駐輪場からすぐ「オモチャのとらや」のかわいいトラの顔の看板が目に入ります。「とらや」の屋号はもしかしてタイガースファンか?とお聞きしたところ、会長の干支のトラに由来しているとのこと。(実は店主は巨人ファンだそうです)
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「オモチャのとらや」店主伊藤秀敏さんはなんと4代目、本社の伊藤商事(株)[日用雑貨卸業]は
創業明治32年の老舗です。歴史あるお店のおもちゃ販売にかける情熱、ネット販売の取り組み、
まちなかに少なくなったおもちゃ専門店の生き残り戦略、そしてこれからの挑戦についてご紹介します。
■創業明治32年。お宝が期待できるお店
お店には初代伊藤作太郎氏の名が刻まれた任天堂特約店の木製看板があります。これ自体がお宝ですが、2棟ある蔵にはいろいろあるそうです。「オモチャのとらや」のホームページには、 “お宝コレクション”や “土蔵de発見お宝セール”の売り場があります。ぜひお立ちよりを。
先日、あの人気テレビ番組“開運 なんでも鑑定団”の制作スタッフからメールが入り、お宝探しのユーザー情報の提供依頼があったそうです。大人の少年、少女時代の夢が実現できる機会となればと伊藤さんは全面協力体制です。
■とらちゃん、とらやのごしょうかい。
とらちゃん:
店長が持ってるのが初代からの木製看板。
コリャ古い!お宝だネ。(非売ネ!)
懐かしお宝オモチャは、お店には置いてないの。店長にお伺いしてネ。まずはWebで下しらべ、カナ?
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お店の中は、こども達もマニアも納得のオモチャがいっぱい。
その品揃え、天井にとどきそう!
店内1階は、フィギュアやカードなど。2階は主にジグソーパズルや、お祭り屋台でおなじみの品が置かれています。
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とらちゃん:
こどもたちが大好きな、お菓子とカード類の表示は税込価格。なぜだかしってる?
みんながおこづかい持ってきて、
「あーん!1円たりないよおっ」とならないためなのネ。
店長秀敏さんのやさしさ。
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ほかにも、金沢でしか開かれていなかった「マジック」(カードゲーム)の大会を
地元のプレイヤーのために、七尾で開いてくれないかという要望に応えてあげるなど
オモチャ好きの夢の実現に協力を惜しまない、そんなお店です。
■5年前の大型店中心商店街から撤退が転機に
当店が現在地で営業をはじめたのは37年前。かかわりの深い任天堂の新商品のアンテナショップ的な展開からでした。その後店舗を新築して現在の1階、2階で約50坪のお店になりました。そして5年前、すぐ近くの大型店ジャスコがまちなかから撤退しました。
ファミリー客を多く集客していた大型店からの回遊客がなくなることは大きな痛手です。これを機会に伊藤さんはお店の顧客を分析し、中心顧客にさらに支持される戦略にでました。
■“2:8の原則”で生き残り戦略
伊藤さんはある講演会で耳にした“2:8の原則”を思い出しました。2割の顧客で8割の売上ができている。その2割のお客さまをもっと育てようと考え、当時その層から支持されていたフィギュアやカードに強い店にしました。成果はあがりましたが、仕入単位がセットのものが多く、在庫もふえました。そこで3年前、顧客数自体の増加と広範囲な集客を考えて、ネット販売にいち早く取り組みました。
ホームページの管理運営とさまざまな工夫と仕掛けづくりは伊藤さんの弟・能典さんが担当し、いまではホームページをみたお客さまが、金沢や加賀地方、また富山県からもご来店いただけるようになっています。
特にアクセス数の増加のきっかけをつくったのが“地球ゴマ”と“チョロQ”でした。“地球ゴマ”は、大学の物理学の教材として全国のいくつもの大学からまとまった受注がありました。“チョロQ”は地域限定モデルが人気を呼びました。
■とらちゃん、よしのり専務のごしょうかい。
とらちゃん:
左が、店長秀敏さんの弟、能典(よしのり)さんネ。
とらやのWeb通販は能典さんが担当。ISICOのバーチャルショップ道場も受講。オモチャを探しネットをさまようお客様との出会いのため、日々努力してるのネ。
「お店ばたけ」にも、たくさん協力してるのヨ。 |
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■おもちゃは夢を育む商品。お客さまとの対話から得た夢を品揃え
店内いっぱいに並ぶおもちゃの知識と情報の源をお聞きすると、「本や雑誌でも勉強しますが、お客さまの声が一番です」と伊藤さんは話します。夢に答えるにはまず夢に耳を傾ける伊藤さんに、お客さまとおもちゃとの出会いを大切にする地道な努力を感じました。
伊藤さん自身の夢をお聞きすると、「お店の独自性がだせるものづくりができるようになりたい」と、もっと踏み込んだ販売に意欲を燃やします。また、創業の地にある2棟の蔵を活用したおもちゃ屋ができればと、ご自身の少年の心を熱く語っていただきました。
■インタビューを終えて・・・
<レポーターから一言>
店主の伊藤さんは“巨人、大鵬、卵焼き”の団塊の世代。少年時代は中心商店街にたくさんの子供たちが遊んでいた時代でもあります。そんな思い出が伊藤さんのやさしい接客にあらわれているようです。お客さまにとって伊藤さんは良き友達であり、厳しい父でもあるようです。
【アドバイザー 多田 年成】
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